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リフォームは誰に頼むべきか?|雨の日の段取りで分かった、関係性の大切さ【大府市・名古屋市】

  • 執筆者の写真: 坪井 真行
    坪井 真行
  • 6月5日
  • 読了時間: 15分

更新日:10 時間前


👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


6月2日、以前からお付き合いのあるOBのお客様からのご依頼で、

キッチンリフォーム工事を着工しました。


皆様ご存知の通り、この時期としては珍しく台風の影響もあり、

天気がかなり不安定な状況でした。


キッチンリフォームは室内の工事です。


そのため、


「室内工事なら、雨はあまり関係ないのでは?」


と思われるかもしれません。


ですが実際の現場では、そう単純ではありません。


工事は室内で行うとしても、養生資材や道具、材料は外から運び込みます。


雨の中でそれらを搬入すれば、床や玄関を守るための養生そのものが濡れたり、汚れたりすることがあります。


本来、家を汚さないための養生で、逆にお客様の家を汚してしまう。


それでは意味がありません。


だから私は、着工前日にお客様へ電話をしました。


「着工日の朝が雨予報なので、前日のうちに資材と道具だけ入れさせてもらえませんか?」


すると、お客様は、


「いいよー。坪井さん考えてくれてありがとねー。」


と言ってくださいました。


このお客様は、4年前に床を貼らせていただいた方です。


一度工事をして終わりではなく、

その後も関係性が続いているからこそ、

こちらの段取りや判断を信頼して受け入れてくださいました。


この出来事から、改めて思いました。


リフォームを誰に頼むかで大切なのは、工事ができるかどうかだけではありません。


家の状態、現場条件、天候、生活動線まで含めて判断し、お客様と相談しながら進められる関係性があるかどうかです。


結論

リフォームは「誰と家のことを相談していくか」で変わります


リフォームは、単なる買い物ではありません。


キッチンを替える。

床を貼る。

雨漏りを直す。

外壁を直す。

実家をリフォームする。


表面上は「工事」に見えるかもしれません。


しかし実際には、その前に確認すべきことがあります。


家族構成はどうか。

お子さんたちは今どうしているのか。

この先、その家をどうしたいのか。

あと何年住むつもりなのか。

将来的に実家として残すのか、売却も考えるのか。

今すぐ直すべきなのか、数年後でもよいのか。


こうした話までできないと、正確なリフォーム判断は難しいと思っています。


同じキッチンリフォームでも、これから長く住む家なのか、将来子ども世帯が戻ってくる家なのか、夫婦二人で暮らしやすくしたい家なのかによって、かけるべき金額も、工事範囲も、優先順位も変わります。


だから真HMSでは、「家のことを相談する」とは、建物だけの話ではなく、そこに住む人の暮らし方や将来まで含めて整理することだと考えています。


リフォームは、工事そのものだけでなく、


誰と相談するか。

誰が家の状態を見るか。

誰が現場条件を判断するか。

誰が工事中の暮らしまで考えるか。


そこまで含めて考える必要があります。


キッチンリフォーム前に床と冷蔵庫まわりを養生し雨の日の搬入に備えた大府市・名古屋市周辺の現場判断
着工前に床・家具・冷蔵庫まわりを養生した状態。雨の日に慌てて搬入しないことも、家を汚さないための現場判断です。



雨の日の養生で、家を汚してしまっては意味がありません


着工日の朝が雨予報だと分かった時、普通に考えれば、予定通り朝から養生資材や道具を運び込めばよいだけかもしれません。


ですが、雨の中で養生資材を運び込むと、床や玄関まわりを守るための養生そのものが濡れたり、汚れたりしてしまうことがあります。


本来、家を汚さないための養生で、逆に家を汚してしまう。


それでは意味がありません。


今回の工事は、真HMSが元請けとして直接お客様からご依頼いただいている工事です。


そのため、搬入経路の養生、資材の置き方、工事前の段取りも含めて、私が責任を持って考えるべき範囲です。


だからこそ、着工日の朝が雨予報だと分かった時点で、前日のうちに資材と道具を入れさせていただく判断をしました。


そして、その判断をお客様に相談できたのは、4年前の工事から続く関係性があったからです。


これは、単なるサービスの話ではありません。


元請けとして家を守る責任があり、そのうえで、お客様との関係性があるから実行できた現場判断です。


養生は「してあります」と見せるためのものではありません


養生は、ただ床にシートを敷けばいいというものではありません。


「養生してあります」と言うための養生ではなく、本当に家を汚さないための養生でなければ意味がありません。


雨の日に濡れた資材を運び込み、玄関や床を汚してしまっては、何のための養生なのか分かりません。


リフォームは、工事が始まってからだけが仕事ではありません。


雨の日にどう資材を入れるか。

養生をどう守るか。

家を汚さないために何を先に判断するか。

お客様の生活動線をどう確保するか。


そういう小さな段取りにも、誰に頼むかの違いは表れます。


4年前に床を貼らせていただいた時も、私はただ床材を貼っただけではありません。


玄関から室内までの動線、既存の床の状態、生活しながら工事を進めるための段取りを見ながら、その家に合わせた工事を考えていました。


だから今回も、雨の日にどう資材を入れるかまで含めて、自然に先回りして考えることができました。


冷蔵庫は、汚さず、使えるように残す


今回、冷蔵庫まわりも養生しました。


ただし、ただ全体を覆ったわけではありません。


すべての扉が開くように養生しています。


なぜなら、汚してはいけないからです。


そして同時に、機能させなければいけないからです。


冷蔵庫は、工事中でもお客様の生活に必要なものです。


今回のキッチンリフォームでは、工事期間中、少なくともキッチンが使えない不自由が発生します。


それは避けられません。


だからこそ、キッチン以外の生活まで、できる限り止めたくないのです。


冷蔵庫は使えるようにしておく。

通る場所はできるだけ確保する。

必要なものが取り出せるようにする。

養生して守りながら、生活機能は残す。


冷蔵庫の位置や養生の仕方も、こちらだけで勝手に決めているわけではありません。


お客様と相談しながら決めています。


リフォーム中は、お客様に必ず何かしらの不自由をお願いすることになります。


だからこそ、こちらが考えるべきなのは、


「工事がしやすいか」


だけではありません。


お客様が工事中もできるだけ不自由なく過ごせるか。


そこまで含めて段取りすることが、元請けとしての責任であり、現場を任された人間の仕事だと思っています。


工事で止めざるを得ないものがあるからこそ、止めなくていい生活機能まで止めない。


これも、真HMSが考える木造住宅専門の判断屋としての現場判断です。


キッチン撤去後に壁下地や配線配管と窓まわりの納まりを確認する現役大工のリフォーム現場判断
キッチン撤去後は、壁の下地、配線、配管、窓まわりの納まりなど、完成後には見えなくなる部分を確認しながら次の工程を判断します。

お客様が業者を人として扱ってくれるから、こちらも雑に扱えない


リフォームは、人と人の仕事です。


お客様が業者をただの作業員として扱うのか。


それとも、自分の家を一緒に考えてくれる相手として扱うのか。


そこでも、工事の進め方は変わると思っています。


今回のお客様は、私を業者としてではなく、ひとりの人間として信頼してくださっている方です。


だからこそ私も、形だけの養生にはしたくありませんでした。


もちろん、これは「お客様が業者に気を使うべき」という話ではありません。


大切なのは、お互いに信頼できる関係性があるかどうかです。


家を大切にしているお客様だからこそ、こちらもその家をただの現場として扱いたくない。


急なお願いにもかかわらず、


「考えてくれてありがとね」


と言っていただけた。


こういう関係性がある現場は、やはり強いです。


関係性がある現場では、工事中のちょっとした相談やお願いが自然にできます。


資材の置き場所。

搬入のタイミング。

生活動線の確認。

冷蔵庫の位置。

養生の仕方。

天候を見た前日搬入。


こうした細かなやり取りができるかどうかで、現場の進め方は変わります。


相見積もりだけでは見えないものがあります


相見積もりを取ること自体が悪いわけではありません。


大きなお金が動く以上、金額を確認することは大切です。


ただし、相見積もりばかりを繰り返し、


「どこが一番安いか」


だけで業者を見てしまうと、本当に大切な関係性は築きにくくなります。


見積もりは数字です。

でも、リフォームは人と人の仕事です。


工事前の段取り。

養生。

天候判断。

生活への配慮。

工事中の相談。

工事後の付き合い。


こうしたものは、見積書の表紙の金額だけでは見えません。


基本的に、見積もりというのは、


材料費。

人工、つまり人が動く時間。

経費。

利益。


こうしたものを組み合わせて作られています。


つまり、予定していなかった前日搬入を判断し、実際に動くということは、本来その見積もりの中で細かく見ていなかった時間と手間を使うということでもあります。


ただ、今回私が動いた理由は、そこにお金が発生するから、しないからという話ではありません。


このお客様は、私をただの業者としてではなく、ひとりの人として接してくださる方です。


だからこそ私も、ひとりの人として、できる限り誠実に返したいと思いました。


家を汚さないために、前日に動けるなら動く。

雨の日に慌てて搬入して、養生そのもので家を汚すようなことはしたくない。

キッチンが使えない中で、冷蔵庫まで使いにくくしたくない。


それは、単なるサービスというよりも、信頼してくださるお客様に対する誠意です。


ただし、これは「予定外のことでも何でも無償で動く」という話ではありません。


リフォーム工事には、元請け、下請け、職人、それぞれの立場と責任範囲があります。


たとえば、養生を誰が準備し、誰が管理し、誰の責任で現場を守るのか。


そこが曖昧なまま、ただ善意だけで動いてしまうと、後から責任の所在が分からなくなることもあります。


実際に、下請けの現場では、誰が養生をするのか、傷や汚れが出た時に誰が責任を持つのかが曖昧なまま進むこともあります。


だからこそ、養生は「誰が敷くか」だけでなく、


誰が責任を持って、その家を守るのかが大切です。


今回、前日に資材と道具を入れさせていただいたのは、真HMSが元請けとして家全体の段取りと養生に責任を持つ立場だったからです。


そして、その判断をお客様と相談して実行できたのは、4年前から続く関係性があったからです。


見積もり比較で迷っている方は、こちらの記事でも詳しく整理しています。


「家のことを相談できる」とは、建物の話だけではありません


リフォームの判断で本当に大切なのは、壁や床やキッチンだけを見ることではありません。


家族構成はどうか。

お子さんたちは今どうしているのか。

この先、その家に誰が住むのか。

あと何年住みたいのか。

将来的に実家として残すのか、売却も考えるのか。

今は直すべきなのか、数年後でもよいのか。


こういう話まで聞けないと、正確な判断はできません。


同じ工事でも、家族の状況や将来の考え方によって、必要な内容は変わります。


逆に言えば、こうした話ができない関係性のままリフォームを進めると、金額は合っていても、暮らしに合わない工事になる可能性があります。


リフォームは、家を直す仕事である前に、その家でどう暮らしていくかを整理する仕事です。


実家のリフォームや相続、売却、住み続ける判断で迷う方は、

▼こちらの記事も参考にしてください。


図面と見積りだけでは、戸建住宅のリフォームは決まりません


図面は大切です。


見積りも大切です。


ですが、戸建住宅のリフォームは、図面と見積りだけで決まるものではありません。


雨の日にどう搬入するか。

養生をどう守るか。

冷蔵庫をどう使える状態に残すか。

お客様の生活動線をどう確保するか。

解体して見えた状態を見て、次の工程をどう判断するか。


こうしたことは、見積書の表紙の金額だけでは見えません。


図面にも細かく書かれていないことがあります。


特に戸建住宅は、公共工事や大規模な建物とは少し違います。


もちろん、どんな建物でも技術や管理は大切です。


ただ、戸建住宅では、そこに住むご家族の暮らし方や、施主の想い、現場に関わる人の責任感が、より直接的に家へ表れやすいと感じています。


「この家をどう守るか」

「このお客様の暮らしをどう邪魔しないか」

「後から困らないように、今どう納めるか」


そうした小さな判断の積み重ねで、戸建住宅の工事は変わります。


だからこそ、戸建住宅のリフォームでは、工事内容だけでなく、誰がその家に向き合い、誰が責任を持って現場を判断するのかが大切になります。


真HMSは、木造住宅専門の判断屋です


真HMSは、工事を売るためではなく、工事の前に必要な判断材料を整理する木造住宅専門の判断屋です。


既存住宅状況調査は、住宅診断であり、壊す前に判断するための調査です。


しかし真HMSが目指すのは、診断で終わることではありません。


家の状態。

暮らし。

工事の順番。

責任範囲。

短期・中長期メンテナンス。

工事中の生活機能。


そこまで含めて、お客様が納得して選べる判断材料を整理することです。


売らない。

煽らない。

判断させる。


そして、お客様に「住宅の判断」を取り戻してもらう。


それが真HMSの基本姿勢です。


リフォームを誰に頼むかを考える時も、同じです。


単に工事ができる人か。

見積もりが安い人か。

すぐ来てくれる人か。


それだけではなく、


家の状態を見られるか。

現場条件を判断できるか。

必要な工事と不要な工事を分けられるか。

暮らし方や将来の話まで聞けるか。

工事前の段取りまで家のために考えられるか。

工事中の生活機能まで考えられるか。

困った時に相談できる関係性があるか。


そこまで含めて、リフォームの依頼先を考えてほしいと思っています。


現役大工の視点がなぜ住宅判断に必要なのかは、

▼こちらの記事でも整理しています。



【一度、立ち止まって考えてみてください】


見た目だけでリフォームを決めると、不要な工事で大きな出費につながることがあります。


ネットで調べすぎて、かえって不安になっていませんか。


👉 「まだ大丈夫」と思っている段階が、

一番判断を間違えやすいタイミングです。


👉 数万円の確認で、

数十万〜数百万円の工事が止まるケースもあります。


👉 大切なのは、

情報を増やすことではなく、

壊す前に、

今の状態を正しく判断することです。


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現場は生ものです


リフォームは、予定表通りに進めればよいだけの仕事ではありません。


天気。

搬入経路。

家の状態。

お客様の生活。

既存部分の納まり。

解体して初めて分かること。

工事中に止めざるを得ない生活機能。

止めなくてよい生活機能。


現場は生ものです。


だからこそ、工事前から相談できる関係性が必要になります。


「着工日の朝が雨予報なので、前日のうちに資材を入れさせてもらえませんか?」


こういう相談ができるかどうか。


「冷蔵庫の位置はここで大丈夫ですか?」


「この扉は開くようにしておきますね」


こういう細かな確認ができるかどうか。


そして、それをお客様が、


「家のことを考えてくれている」


と受け止めてくださるかどうか。


こうした小さなやり取りが、現場の品質を変えることがあります。


もちろん、すべての現場で前日搬入が必要なわけではありません。


冷蔵庫の位置も、養生の仕方も、家ごとに正解は変わります。


大切なのは、状況を見て、家を汚さず、生活をできるだけ止めず、工事を安全に進めるために何が一番よいかを考えることです。


リフォームは、工事そのものだけでなく、工事前の判断と段取りで差が出ます。


まとめ

リフォームは「安い人」ではなく「家のことを一緒に考えられる人」に頼む


リフォームを誰に頼むべきか。


その答えは、単純に、


「安い人」

「大きな会社」

「有名な業者」


という話ではありません。


大切なのは、


関係性を築ける人か。

家の状態や現場条件を判断できる人か。

家族の暮らしや将来まで含めて話せる人か。

必要な工事と不要な工事を分けて考えられる人か。

工事前の小さな段取りまで、家のために考えられる人か。

工事中の生活機能まで考えられる人か。

短期・中長期メンテナンスまで含めて判断材料を整理できる人か。


そこだと思います。


相見積もりを取ることは悪いことではありません。


しかし、金額だけを比べていると、本当に大切なものが見えにくくなることがあります。


リフォームで迷った時は、まず「誰に工事を頼むか」より先に、


「誰に家のことを相談すれば冷静に判断できるか」


を考えてみてください。


真HMSは、大府市・名古屋市・知多地区周辺で、木造住宅の既存住宅状況調査・住宅診断・リフォーム前の判断相談を行っています。


お客様に住宅の判断を取り戻してもらうために、工事の前に必要な判断材料を整理します。


最後に


もしあなたが今、工事を検討しているなら。


もしあなたが今、見積もりを取っているなら。


そのまま進める前に、壊す前の判断材料を整理してください。


👉 今悩んでいるその工事は、

そのまま進めれば、数十万円〜数百万円の出費になります。


👉 状態を確認しないまま進めた場合、

不要な工事や、後からさらに費用がかかる修繕につながるケースがあります。


👉 そして一番大きいのは、

今の段階でしかできない判断を失うことです。


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このまま進めますか?


👉 このまま進めますか?

👉 一度立ち止まりますか?

👉 その判断、このままで大丈夫ですか?


その工事、本当に必要ですか?


リフォームの前にやるべきことは、既存住宅状況調査です。


👉 工事をするかどうかは、その後の話です。


👉 まずは今の状態を正しく知り、

お客様自身が「住宅の判断」を取り戻すことから始めてください。


真HMSは、現役大工×建築士として、木造住宅専門の判断屋として、家の状態、暮らし、工事の順番、工事中の生活機能、短期・中長期メンテナンスまで含めて判断材料を整理します。


既存住宅状況調査・住宅診断についてはこちらをご覧ください。



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壊す前に判断するための調査です。

現役大工でもある建築士が判断します。

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真HMS

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