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その300万円、本当に必要ですか?|「基準値オーバー」と言われた時に考えるべき住宅判断の話【大府市・名古屋市】

  • 執筆者の写真: 坪井 真行
    坪井 真行
  • 4月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:5月25日


👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


床の傾きで、

「基準値を超えています」

「このままだと危険です」

「300万円以上の工事が必要です」

そう言われ、不安になっていませんか?


実際、真HMSにも、

「ジャッキアップを勧められた」

「全面改修と言われた」

「本当にそこまで必要なのか分からない」

という相談が増えています。


ただ現場では、

数値だけでは判断できないケース

今すぐ大規模工事が必要とは限らないケース

も少なくありません。


特に大府市・名古屋市周辺では、築年数の経過した木造住宅も多く、

地盤

増改築履歴

水回り

経年変化

部分沈下

など、原因が一つではないケースも多くあります。


この記事では、

「基準値オーバー」と言われた時に

何を確認し

何を整理し

どう判断するべきなのかを現役大工×建築士の視点で整理します。


結論

床の傾きは、基準値を超えているからといって、必ずしもすぐに大規模工事が必要とは限りません。


床の傾きで失敗しない3つの判断基準


① 「基準値オーバー=即工事」ではありません


同じ数値でも、

進行していない家

生活に支障が少ない家

部分的な問題だけの家では、必要な工事が変わります。


② 大切なのは「何ミリ傾いたか」より「なぜ傾いたか」


床の傾きは、

地盤

シロアリ

水漏れ

増改築

経年変化など原因によって対応が変わります。


③ 工事より先に、「今の状態整理」が必要です


住宅は、数値だけで答えが決まる世界ではありません。


まず必要なのは、

原因

緊急性

進行性

生活への影響を整理することです。


真HMSでは、既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)を、 壊す前に判断するための調査として位置づけています。


床の傾きは「基準値」だけで判断できないことがあります


大府市の木造住宅外観と床傾き相談事例|既存住宅状況調査
見た目だけでは問題が分からないことも多く、実際の状態や原因によって判断は変わります

床の傾き相談で、よく出てくる言葉があります。


「6/1000を超えています」

「基準値オーバーです」

「ジャッキアップが必要です」

「床を全部やり替えた方がいいです」


もちろん、本当に大規模工事が必要なケースもあります。

ただ現場では、 数字だけで即断できないケースも少なくありません。


例えば同じ6/1000でも、

何十年も変化していない家

今も進行している家

一部分だけ沈んでいる家

地盤の影響が強い家

水漏れやシロアリが原因の家では、判断が変わります。


つまり大切なのは、 「何ミリ傾いているか」だけではなく、

なぜそうなっているのか

今後どうなる可能性があるのか

本当に生活に支障があるのかを整理することです。


実際に、300万円規模の工事を止めたケースがあります


以前、床の傾きで相談を受けたお宅がありました。

提案されていたのは、 300万円規模のジャッキアップ工事でした。

理由は、 「基準値を超えているから」です。


もちろん、数値としては傾きが確認されていました。

ですが現地確認を進めると、

傾きは進行しているのか

建具はどうか

生活支障はどの程度か

床鳴りはあるか

床組みはどうなっているか

水漏れやシロアリはないか など、数値以外の「判断材料」が必要な状態でした。


外壁取り合い部分の割れ確認|住宅の動きと床傾き確認|名古屋市
この程度でも工事を勧められることがありますが、本当に必要かは別問題です


実際の現場では、

外壁の割れ方

建具の動き

柱傾斜

床下状況

天井裏の状態まで含めて確認します。

住宅は、「床だけ」見れば答えが出るわけではありません。


数字は大切です。でも、数字だけでは決まりません


ここで誤解してほしくないのは、 基準値や測定が意味ないという話ではありません。

数値化することで、客観的に整理しやすくなる部分はあります。


ただ、住宅は、 数字だけで答えが決まる世界ではありません。

例えば同じ傾きでも、

築年数

地盤

増改築履歴

水回り

構造

今後の居住予定によって、必要な工事は変わります。


「直ります」だけで契約しない


床下構造確認の様子|床傾き原因調査|大府市・名古屋市
見えない部分を確認せずに判断すると、原因を見誤る可能性があります

床の傾きでも、雨漏りでも、見積もりでも同じですが、

「直ります」

「大丈夫です」

「全部やり替えましょう」だけで契約を急がないことが大切です。


本当に確認したいのは、

なぜその工事が必要なのか

どこまで確認したのか

他の可能性はないのか

直らなかった場合はどうするのか

どこまで責任を持つのかです。


特に床の傾きは、 原因が複数重なっているケースもあります。

だからこそ、 工事前の状態整理が必要になります。


「比較できる状態」になっていますか?


床の傾きで相見積もりを取ると、

ジャッキアップ

床組み交換

部分補修

下地補強

経過観察など、業者によって提案が大きく変わることがあります。


つまり、 同じ工事を比較しているようで 実際は違う工事を比較しているケースも少なくありません。だから本当に必要なのは、

金額比較ではなく、

原因

緊急性

工事範囲

今後どう使う家なのかを整理することです。


見積もりは「金額表」ではありません


レーザーによる柱傾斜測定確認|住宅診断|大府市
数値だけでなく、建物全体の動きも確認します


見積もりには、

工事範囲

責任範囲

想定原因

アフター対応

想定外対応まで含まれています。


つまり見積もりは、 業者側の「考え方」そのものです。


特に床傾きのような工事は、 どこまで原因を確認したのかによって、

内容も大きく変わります。 「見積もり比較しても判断できない」という方は、

まずこちらも参考にしてください。


レーザー測定だけで答えは出ません

レーザー測定は、非常に重要です。ただ、 レーザーで測った=即工事ではありません。


住宅は、

現場

症状

構造

原因

今後の使い方まで含めて、初めて判断できます。


床の傾きは、「今後どう使う家か」でも変わります


例えば、

これから何十年も住む

売却予定

実家として残す

子世帯が戻る予定

最低限で維持したいでは、必要な工事が変わります。だからこそ、 「とにかく全部直す」が正解とは限りません。工事には順番があります。まずは、 今の状態を整理することが大切です。



真HMSの考え方

真HMSは、工事を売るためではなく、 工事の前に必要な判断材料を整理する住宅判断屋です。既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)は、 壊す前に判断するための調査として行っています。


売らない。

煽らない。

判断させる。それが真HMSの基本姿勢です。


【一度、立ち止まって考えてみてください】


「基準値を超えています」

と言われた時が、

一番判断を急ぎやすいタイミングです。


ですが実際には、

👉 数万円の確認で

👉 数十万〜数百万円の工事が止まるケースもあります。


逆に、 状態整理を飛ばしたまま進めることで、

不要な工事

後戻りできない工事

本当に必要な原因確認不足につながることもあります。


だからこそ、 今の状態を正しく整理することが大切です。


結局、一番大切なのは「判断」です


なぜ真HMSは「判断」を扱うのか



まとめ

床の傾きで、数字だけで答えが決まる世界ではありません。


床の傾きで

👉 「基準値を超えています」

👉 「300万円かかります」

と言われると、不安になると思います。


ですが住宅は、 数字だけで答えが決まる世界ではありません。


大切なのは、

なぜ傾いているのか

今も進行しているのか

本当に生活に支障があるのか

今後どう使う家なのか

本当に今やる必要があるのかを整理することです。


そのうえで、 必要な工事を判断していくことが大切です。


最後に


もしあなたが今、工事を検討しているなら。

もしあなたが今、見積もりを取っているなら。

そのまま進める前に、

壊す前の判断材料を整理してください。


👉 今悩んでいるその工事は、

そのまま進めれば、数十万円〜数百万円の出費になります。


👉 状態を確認しないまま進めた場合、

不要な工事や、後からさらに費用がかかる修繕につながるケースがあります。


👉 そして一番大きいのは、今の段階でしかできない判断を失うことです。




👉 このまま進めますか?

👉 一度立ち止まりますか?

👉 その判断、このままで大丈夫ですか?



その工事、本当に必要ですか?

リフォームの前にやるべきことは既存住宅状況調査です。

👉 工事をするかどうかは、その後の話です。

👉 まずは今の状態を正しく知り、

お客様自身が「住宅の判断」を取り戻すことから始めてください。



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その工事、本当に必要ですか?
リフォームの前にやるべきこと。

壊す前に判断するための調査です。

現役大工でもある建築士が判断します。

対応エリア
愛知県大府市を拠点に、名古屋市緑区・東海市・豊明市・知多エリア全域
(東浦町・阿久比町・半田市など)の木造住宅に対応しています。

真HMS

真二級建築士事務所 愛知県知事登録(ろー7)第7799号

名古屋市緑区大高町字坊主山4番地の59

TEL: 052-770-1505

加入団体

・AJHIA一般社団法人 全日本ハウスインスペクター協会 ・大府商工会議所 ・大府商工会議所青年部 ・名古屋商工会議所

真HMSは地域貢献事業にも参加させて頂いております。

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