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住宅判断屋とは何か?|住宅診断との違いを現役大工×建築士が解説 【大府市・名古屋市】

執筆者の写真: 坪井 真行
坪井 真行
6月6日
読了時間: 8分

👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


結論

家を見る前に、まず「その家でどんな未来を描いているのか」を聞きます


既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)では、当然、家の状態を確認します。


雨漏りがないか。


床の傾きはどうか。


シロアリ被害はないか。


劣化や不具合はどこにあるのか。


それらを確認することは、とても大切です。


しかし真HMSでは、家を見る前に、まずお客様へお話を伺います。


なぜ、この調査を依頼されたのか。


この家を買いたいのか。


住み続けたいのか。


リフォームしたいのか。


売却も考えているのか。


この先、この家でどのように暮らしていきたいのか。


それを聞く理由は一つです。


家を見る前に、お客様がこの家でどのような未来を描いているのかを把握するためです。


同じ不具合があっても、


購入前の不安なのか。


住み続けるための確認なのか。


リフォーム前の判断なのか。


実家をどうするかの相談なのか。


目的によって、伝えるべき判断材料は変わります。


だから真HMSが考える住宅判断屋は、家だけを見るのではありません。


家を通じて、そこに住む人、これから住む人の暮らしと未来を見ます。


例えば、


中古住宅を購入したい方と、


今の家に住み続けたい方では、


同じ劣化事象があっても判断は変わります。


実家を相続した方と、


子育て中のご家族では、


同じ不具合でも優先順位は変わります。


だから私は、


家を見る前にお客様のお話を聞きます。


建物の状態だけではなく、


その家でどのような暮らしをしていて、


これからどのような暮らしをしたいのか。


それを知らなければ、


本当に必要な判断材料を整理することはできないからです。




「住宅判断屋」と検索すると住宅診断会社が出てくることがあります


「住宅判断屋」とネットで調べると、大手住宅診断会社やホームインスペクション会社の情報が出てくることがあります。


しかし、ハッキリ言います。


それらはすべて、私の定義する「住宅判断屋」とは違います。


もちろん住宅診断は大切です。


私自身も既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)を行っています。


ですが、診断だけではお客様は判断できません。


私は、自分のことを住宅診断屋ではなく、木造住宅専門の住宅判断屋だと考えています。




診断屋は家を診る人です


住宅診断では、


雨漏り。


床の傾き。


シロアリ。


劣化。


不具合。


を確認します。


これはとても大切な仕事です。


しかし、


「雨漏りしています。」


「床が傾いています。」


「シロアリ被害があります。」


と言われただけで、


お客様は本当に判断できるでしょうか。


今すぐ工事が必要なのか。


様子を見ても良いのか。


どの業者へ相談すれば良いのか。


工事の順番はどうするのか。


本当にその工事が必要なのか。


そこまでは分かりません。


診断だけでは、お客様が判断できる状態にはならないのです。



私が25年間見てきたのは家ではなく暮らしです


私は約25年間、木造住宅の現場に携わってきました。


雨漏り。


床の傾き。


シロアリ。


中古住宅購入。


実家の相談。


リフォーム。


一見すると全く違う仕事です。


ですが、私が見てきたものはずっと同じでした。


家ではありません。


暮らしです。


正確に言えば、


「あなたがこの地で、この家で、どのように暮らしているのか。」


そして、


「これからどのように暮らしていきたいのか。」


でした。


庭で花を眺める幼い子どもの後ろ姿|家だけではなく暮らしや未来を考える住宅判断屋の視点
私が見ているのは家だけではありません。この地で、この家で、どのように暮らしているのか。そして、これからどのように暮らしていきたいのか。住宅判断屋とは、その未来まで含めて判断材料を整理する人だと考えています。


家が駄目なら売ればいい。それは簡単です


家が駄目なら売ればいい。


建て替えればいい。


リフォームすればいい。


リノベーションすればいい。


言うだけなら簡単です。


ですが私は思います。


売るということは、次の住まいが必要になります。


建て替えるということは、仮住まいが必要になります。


リフォームするということは、工事中の暮らしを考えなければなりません。


だから私は、家だけを見て判断することができません。


あなたがこの地で、この家で、どのように暮らしているのか。


そしてこれから、どのように暮らしていきたいのか。


そのイメージができなければ、本当の意味で住宅の判断はできないと思っています。



「超優良物件だと思います」と伝えた理由


以前、既存住宅状況調査を行った中古住宅がありました。


築30年以上の住宅でした。


診断だけなら、


劣化事象を報告して終わりです。


しかし私は調査後、


お客様へこう伝えました。


「調査した範囲では、超優良物件だと思います。」


その後お客様から返ってきた言葉は、


「これで安心して購入できます。」


でした。


私が見ていたのは、


床の傾きでも、


屋根でも、


外壁でもありません。


その家で、


お客様が安心して暮らしている未来です。



キッチンリフォームで守りたかったのも暮らしでした


キッチンリフォームの前日。


翌朝が雨予報でした。


私はお客様へお願いして、


前日に資材と道具を搬入させていただきました。


濡れた養生で家を汚したくなかったからです。


冷蔵庫の養生も、


ただ覆っただけではありません。


すべての扉が開くように養生しました。


私が守りたかったのは、


冷蔵庫ではありません。


暮らしです。


工事中も、


できるだけ普段の生活を続けていただきたかったのです。



真HMSが考える住宅判断屋


不具合があります。


で終わるのが診断です。


不具合があります。


原因はこう考えられます。


今すぐ必要なことはこちらです。


今はやらなくて良いことはこちらです。


将来的にはこう考えましょう。


短期的にはこう対応しましょう。


中長期ではこう維持していきましょう。


そこまで整理して、初めてお客様は判断できます。


診断屋は家を診る人です。


判断屋は住まい手に寄り添う人です。


そして真HMSが考える住宅判断屋とは、


木造住宅の状態。


暮らし。


工事の順番。


工事中の生活。


短期・中長期メンテナンス。


責任範囲。


そのすべてを整理し、


お客様が住宅の判断を取り戻せる状態をつくる人です。



この記事に現場写真を載せていない理由


この記事には、あえて現場写真を載せていません。


理由は、この文章が特定の雨漏り、床の傾き、シロアリ被害、リフォーム工事について書いた記事ではないからです。


この記事で整理したかったのは、


住宅判断屋とは何か


という、真HMSの考え方そのものです。


もちろん、現場写真や実例は大切です。


雨漏り、床の傾き、シロアリ、中古住宅購入、リフォームなどについては、別の記事で具体的な現場写真や事例を交えてお伝えしています。


ですが今回は、写真で一つの現場を見せるよりも、


「家を見る前に、なぜお客様の暮らしや未来を聞くのか」


「診断屋と判断屋は何が違うのか」


「なぜ住宅判断屋は、家だけでなく暮らしまで見るのか」


そこを言葉として残すことを優先しました。


写真ではなく、考え方そのものを残す記事です。



一度、立ち止まって考えてみてください


住宅診断は大切です。


しかし、本当に大切なのは診断結果だけではありません。


あなたが、


この家で、


この地域で、


これからどのように暮らしていくのか。


その未来を想像できているかどうかです。


住宅の判断とは、


家だけを見て決めるものではありません。


暮らしを見て決めるものです。



なぜ真HMSは「住宅の判断を取り戻す」という想いがあるのか

▼業者の提案通り進めて良いのか迷っている方へ



▼築後・空き家・リフォーム前で迷っている方へ


▼相見積もりや工事提案で迷っている方へ


まとめ

住宅判断屋とは、家を診る人ではありません。


その家で、


その家族が、


どのように暮らしていくのか。


そこまで整理し、


木造住宅の状態、


工事の順番、


工事中の暮らし、


短期・中長期メンテナンスまで含めて、


判断材料を整理する人です。


私は25年間、


家だけを見てきたのではありません。


この地で、その家で暮らす人の未来を見てきました。


だから私は、


住宅診断屋ではなく、


木造住宅専門の住宅判断屋です。



👉 その工事、本当に必要ですか?


リフォームの前にやるべきことは、既存住宅状況調査です。


工事をするかどうかは、その後の話です。


まずは今の状態を知り、


暮らしの未来を整理し、


住宅の判断を取り戻してください。


真HMSは現役大工×建築士として、


木造住宅専門の住宅判断屋として、


その判断材料を整理しています。


既存住宅状況調査・住宅診断についてはこちら


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