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インスペクションガチャ、リフォーム業者ガチャ、職人ガチャ|住宅の失敗は一つの原因で起きません【大府市・名古屋市】

  • 執筆者の写真: 坪井 真行
    坪井 真行
  • 5 日前
  • 読了時間: 12分

👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


「業者ガチャ」という言葉があります。


良い業者に当たるか。

悪い業者に当たるか。


リフォームや修繕を考える時、

そう不安になる方は少なくありません。


ですが、住宅の業者ガチャは一度では終わりません。


木造住宅の外観を確認しながら既存住宅状況調査を行う様子
インスペクションは、報告書を作るためだけではありません。その家をどう判断するか、現地で確認することが大切です。

木造住宅の外観を確認しながら既存住宅状況調査を行う様子

パッと思うだけでも、住宅には3つのガチャがあります。


👉 インスペクションガチャ

👉 リフォーム業者ガチャ

👉 職人ガチャ


この3つが別々に起きることで、

お客様の判断や工事の結果がズレてしまうことがあります。


結論

住宅の失敗は、悪意だけで起きるわけではありません


住宅の業者ガチャで本当に怖いのは、

悪意のある業者に当たることだけではありません。


手を抜いたわけではない。

騙そうとしたわけでもない。

でも、知識や経験が足りなければ、不具合は生まれます。


木造住宅の見方。

雨仕舞い。

下地。

材料。

納まり。

工事の順番。


ここを読み違えると、

まっとうに仕事をしたつもりでも、

家に負担をかける工事になることがあります。


住宅の失敗は、悪意だけで起きるわけではありません。


知識不足。

経験不足。

責任範囲の分断。

マニュアル依存。

現場判断の不足。


この積み重ねで、悪気のない不具合が生まれます。


だから私は、業者選びを会社名や人柄だけで判断するのは危険だと思っています。


大切なのは、


誰が何を見ているのか。

何を根拠に判断しているのか。

その工事が本当に必要なのか。

直らなかった時、次に何を確認するのか。


そこまで見える状態にすることです。


インスペクションガチャ|大手の看板は、大手の看板です


中古住宅の購入前。

リフォーム前。

雨漏りや床の傾きが不安な時。


住宅診断やインスペクションを依頼する方は増えています。


大手だから安心。

有名な会社だから安心。

報告書がしっかりしていそうだから安心。


そう思うのは自然なことです。


もちろん、大手には大手の安心感があります。


仕組み。

受付体制。

報告書。

検査項目。

マニュアル。


それらは決して悪いものではありません。


でも、大手の看板は、大手の看板です。


その看板が、あなたの家を見てくれるわけではありません。


実際に見るのは人です。

判断するのも人です。

説明するのも人です。


その人は、あなたの家を見に来ているのか。

それとも、会社のマニュアルに沿って担当業務を終わらせに来ているのか。


ここには大きな違いがあります。


マニュアルは大切です。


でも、既存住宅の判断は、

マニュアルだけでは足りないことがあります。


報告書を受け取った後、あなたはどう判断できますか?


インスペクションでは、調査後に報告書が渡されます。


そこに、


不具合があります。

劣化事象があります。

雨漏り跡があります。

床に傾きがあります。

基礎にひび割れがあります。


そう書かれていたとします。


では、その後どうしますか。


その家を買ってよいのか。

買うのをやめるべきなのか。

売主に修繕をお願いするのか。

価格交渉の材料にするのか。

すぐ工事をするのか。

数年後のメンテナンスでよいのか。


報告書はゴールではありません。


お客様にとっては、そこから判断が始まります。


不具合の名前を知っただけでは、家の判断はできません。


その不具合は今すぐ対応すべきなのか。

経過観察でよいのか。

暮らしにどの程度影響するのか。

将来的にどんな順番で考えるべきなのか。


ここまで整理できて、初めて判断材料になります。


リフォーム業者ガチャ|不具合が見つかった後、誰に相談しますか?


診断結果を受け取った後、

修繕やリフォームを検討することになったとします。


その時、誰を頼りますか。


昔から相談している工務店。

家のことを分かってくれている大工さん。

信頼できる地元の業者。


そういう相手がいれば、まだ相談しやすいかもしれません。


ですが、そもそもインスペクションを申し込まれる方の多くは、

家のことを相談できる相手が身近にいないから不安なのではないでしょうか。


誰に聞けばいいか分からない。

誰に頼めばいいか分からない。

この不具合をどう判断すればいいか分からない。


だからインスペクションを申し込む。


それ自体は自然な流れです。


でも問題は、その後です。


報告書に不具合が書かれていた。

では、誰に修繕を相談するのか。

誰に見積もりを頼むのか。

その見積もりは本当に必要な工事なのか。

工事の優先順位はどう決めるのか。


ここが整理されていないまま進むと、

インスペクションで一度確認したはずなのに、

また別の業者ガチャが始まります。


利益相反|工事を売るための診断になっていないか


ここで大切なのが、利益相反です。


工事ができる人が診断すること自体は悪くありません。


むしろ、現場を知らないまま

「不具合があります」

とだけ言われても、お客様は次に進めません。


問題は、工事ができることではありません。


工事を売るために、診断が使われていないか。


ここです。


その工事は本当に必要なのか。

今すぐ必要なのか。

他の選択肢はないのか。

経過観察でよい可能性はないのか。

診断と工事提案の線引きは明確なのか。


ここが曖昧なまま話が進むと、

お客様は判断できないまま契約へ進んでしまいます。


利益相反を避けるために必要なのは、

工事ができる人を全部避けることではありません。


診断する立場。

提案する立場。

施工する立場。


その線引きが見えることです。


職人ガチャ|最後に現場を納めるのは誰か


リフォーム会社と契約しても、

実際に現場で手を動かす人は別にいることがあります。


営業担当。

現場管理者。

下請け業者。

職人。


それぞれ役割が違います。


どれだけ会社の看板が大きくても、

どれだけ説明が丁寧でも、

どれだけ見積書が立派でも、

最後に現場を納めるのは人です。


そして、職人にも立場があります。


下請けとして現場に入る場合、

職人がすべてを自由に判断できるわけではありません。


工事範囲。

予算。

工程。

材料。

元請けからの指示。

お客様との関係性。


それらが決まっている中で、職人は仕事をします。


たとえ現場で違和感に気付いても、


ここは本当はこうした方がいい。

このままだと後で困るかもしれない。

もっと良い納まりがある。


そう思っても、勝手に工事内容を変えることはできません。


職人の腕が悪いのではなく、

職人が判断できる立場にいないことがあります。


ここを見落としてはいけません。


現場は生ものです。


図面通り。

見積もり通り。

マニュアル通り。


それだけでは納まらないことがあります。


木造住宅は、一軒ずつ状態が違います。


雨の入り方。

水の逃げ方。

下地の傷み方。

木の動き方。

過去の修繕履歴。

住まい方。


現場で見なければ分からないことがあります。


実際には、ガチャはもっと細かい


パッと思うだけでも、住宅には3つのガチャがあります。


インスペクションガチャ。

リフォーム業者ガチャ。

職人ガチャ。


でも現場目線で言えば、実際にはもっと細かいです。


屋根上で下塗り材やコーキングを使いながら補修工事を進めている様子
見積もりは金額だけでは判断できません。材料、下塗り、コーキング、工法、その工事の必要性まで確認する必要があります。

使われる木材の樹種は適正なのか。

寸法は合っているのか。

材料の選定は間違っていないのか。

見積もりに書かれた塗料が本当に使われているのか。

下塗り材は適正なのか。

コーキングの種類は合っているのか。

プライマーは使われているのか。

見積もりの数量や単価は妥当なのか。

現場の状態に対して、その工法で本当に合っているのか。


考え出したら、きりがありません。


そして最後に戻ってくるのは、ここです。


そもそも、その工事は本当に必要なのか。


ここを整理しないまま工事を進めると、

材料が良くても、

職人の腕が良くても、

見積書が立派でも、

お客様にとって本当に必要な工事になっているとは限りません。


見積もりは金額表ではなく、工事計画です


リフォームや修繕で見積もりを取ると、

どうしても金額に目が行きます。


高いか。

安いか。

相見積もりと比べてどうか。


もちろん金額は大切です。


ですが、見積もりはただの金額表ではありません。


見積もりは工事計画です。


何を確認したのか。

どこまでを工事範囲とするのか。

なぜその工事が必要なのか。

どの材料を使うのか。

その工事で何を解決しようとしているのか。

成果が出なかった時、次に何を確認するのか。


ここまで見えて、初めて判断できる見積もりになります。


金額だけを比べても、

その工事が本当に必要かどうかは分かりません。


だから私は「住宅判断屋」と名乗っています


私は、自分の仕事を単なる住宅診断だけだとは考えていません。


家を見る。

不具合を確認する。

報告書を作る。


それだけなら、住宅診断屋かもしれません。


でも、お客様が本当に困るのは、その先です。


この不具合は今すぐ直すべきなのか。

買う判断にどこまで影響するのか。

修繕するなら、どの順番で考えるべきなのか。

工事を頼むなら、誰に何を頼むべきなのか。

見積もりに書かれている工事は、本当に必要なのか。

実際に現場を納める時、どこで問題が起きやすいのか。


そこまで整理しなければ、

お客様は安心して次の判断ができません。


インスペクションガチャ。

リフォーム業者ガチャ。

職人ガチャ。


住宅には、いくつもの判断の分かれ道があります。


キッチンリフォーム中に壁を開けて下地や配管を確認している現場写真
完成後には見えなくなる下地や配管も、現場では判断材料になります。職人の手仕事だけでなく、誰が何を判断しているかが大切です。

だからこそ、私は「住宅診断屋」ではなく、

「住宅判断屋」と名乗っています。


診断結果を出して終わるのではなく、

工事を売るために不安をあおるのでもなく、

家の状態、工事の必要性、修繕の順番、現場で起きることまで含めて、

お客様が自分で判断できる材料を整理する。


それが、真HMSの考える住宅判断屋の役割です。


真HMSは、3つのガチャを一本の判断軸で見る


真HMSでは、既存住宅状況調査を単体の商品として考えていません。


既存住宅状況調査

=住宅診断・ホームインスペクション

=壊す前に判断するための調査


家を見る。

不具合を確認する。

原因や進行性を考える。

今すぐ工事が必要か、経過観察でよいかを分ける。

必要な場合は、修繕やリフォームの順番を整理する。

さらに、実際に現場で納める時に何が起きるかまで考える。


ここまでを一連の流れとして捉えています。


私は現役大工として、木造住宅の現場を見てきました。


建築士として、既存住宅状況調査も行います。


そして、必要な修繕や中長期のメンテナンス計画まで、

お客様が判断できる形に整理することを大切にしています。


インスペクションだけ。

リフォーム提案だけ。

職人仕事だけ。


それぞれを切り離さず、

家を見る人、判断する人、現場を納める人の視点をつなぐ。


それが、真HMSが考える木造住宅専門の判断屋の役割です。


一度、立ち止まって考えてみてください


見た目だけでリフォームを決めると、

不要な工事で大きな出費につながることがあります。


ネットで調べすぎて、

かえって不安になっていませんか。


👉 「まだ大丈夫」と思っている段階が、

一番判断を間違えやすいタイミングです。


👉 数万円の確認で、

数十万〜数百万円の工事が止まるケースもあります。


👉 大切なのは、

情報を増やすことではなく、

壊す前に、

今の状態を正しく判断することです。



関連記事|判断の前に読んでほしい記事


業者選びや見積もりで迷っている方は、まず「見積もりをどう見るか」を整理してください。

金額だけではなく、工事範囲や責任範囲を見ることが大切です。



住宅診断で終わらず、その後の判断まで整理したい方はこちらも読んでください。

真HMSが考える「木造住宅専門の判断屋」の考え方につながる記事です。



なぜ現役大工の視点が住宅判断に必要なのか。

完成後に見えなくなる下地や納まりまで考える理由はこちらで整理しています。



まとめ|業者ガチャを減らすには、判断の流れを整えること


住宅の業者ガチャは、一つではありません。


インスペクションガチャ。

リフォーム業者ガチャ。

職人ガチャ。


さらに細かく見れば、

材料、寸法、塗料、下塗り材、コーキング、プライマー、見積もり、工法、責任範囲。

判断すべきことは数多くあります。


だからこそ、

良い業者に当たることを祈るだけでは足りません。


大切なのは、

工事の前に家の状態を確認し、

その工事が本当に必要かどうかを整理し、

誰が何に責任を持つのかを明確にすることです。


真HMSは、工事を売るためではなく、

工事の前に必要な判断材料を整理する木造住宅専門の判断屋です。


既存住宅状況調査は、住宅診断であり、

壊す前に判断するための調査です。


しかし真HMSが目指すのは、診断で終わることではありません。


家の状態、暮らし、工事の順番、責任範囲、短期・中長期メンテナンスまで含めて、

お客様が納得して選べる判断材料を整理することです。


売らない。

煽らない。

判断させる。


そして、お客様に「住宅の判断」を取り戻してもらう。


それが真HMSの基本姿勢です。


もしあなたが今、

工事を検討しているなら。


もしあなたが今、

見積もりを取っているなら。


そのまま進める前に、

壊す前の判断材料を整理してください。


👉 今悩んでいるその工事は、

そのまま進めれば、

数十万円〜数百万円の出費になります。


👉 状態を確認しないまま進めた場合、

不要な工事や、

後からさらに費用がかかる修繕につながるケースがあります。


👉 そして一番大きいのは、

今の段階でしかできない判断を失うことです。


👉 このまま進めますか?

👉 一度立ち止まりますか?

👉 その判断、このままで大丈夫ですか?



リフォームの前にやるべきこと


その工事、本当に必要ですか?

リフォームの前にやるべきことは、既存住宅状況調査です。


👉 工事をするかどうかは、その後の話です。


👉 まずは今の状態を正しく知り、

お客様自身が「住宅の判断」を取り戻すことから始めてください。


真HMSは、現役大工×建築士として、

木造住宅専門の判断屋として、

家の状態、暮らし、工事の順番、短期・中長期メンテナンスまで含めて判断材料を整理します。


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その工事、本当に必要ですか?
リフォームの前にやるべきこと。

壊す前に判断するための調査です。

現役大工でもある建築士が判断します。

対応エリア
愛知県大府市を拠点に、名古屋市緑区・東海市・豊明市・知多エリア全域
(東浦町・阿久比町・半田市など)の木造住宅に対応しています。

真HMS

真二級建築士事務所 愛知県知事登録(ろー7)第7799号

名古屋市緑区大高町字坊主山4番地の59

TEL: 052-770-1505

加入団体

・AJHIA一般社団法人 全日本ハウスインスペクター協会 ・大府商工会議所 ・大府商工会議所青年部 ・名古屋商工会議所

真HMSは地域貢献事業にも参加させて頂いております。

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