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「建具の部品がないので全部交換」は本当?代替部材で直せた現場

  • 執筆者の写真: 坪井 真行
    坪井 真行
  • 1月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:7月25日


👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


👉 「部品が無いので全部交換ですね」


最近、

本当によく聞く言葉です。


・メーカー供給終了

・部品廃番

・在庫限り


こうした理由から、


👉 「もう直せません」

👉 「全部交換ですね」


と言われるケースが増えています。


ですが現場では、


寸法を測り、

納まりを見て、

構造を確認すると、


「これ、まだ使えるな」


となることがあります。


👉 この記事では、

建具補修の現場で実際に確認していることや、


「本当に交換しか方法がないのか」


を、

現場目線で整理します。




結論


「部品が無い」からといって、

「全部交換しかない」とは限りません。


もちろん、

本当に交換が必要なケースもあります。


ですが実際には、


・寸法

・構造

・取り付け方法

・下地

・可動の仕組み


を確認すると、


既製品や代替部材で対応できるケースがあります。


つまり大切なのは、


「交換した方が早い」


と、


「本当に交換が必要」


を分けて考えることです。


既存住宅では、

こうした判断の積み重ねが非常に重要になります。




「これ、代替品でいけるな」


先日、

大府市周辺の施設で、

建具補修の相談を受けました。


対象の建具については、


・メーカー不明

・型番不明

・資料なし


という状態でした。


一見すると、

専用品に見える部材でした。


ですが現場で、


・寸法

・取り付け位置

・可動方向

・納まり


を確認すると、


「これ、代替品でいけるな」


となりました。


カタログだけでは、

分かりません。


現場へ行き、


・実際に触る

・寸法を測る

・どう納まっているかを見る


ことで、

見えてくることがあります。


大府市で建具補修部材の寸法確認を行う様子
「部品がない」と言われた建具でも、現場で寸法や構造を確認すると補修可能なケースがあります。

「全部交換」と言われた時に確認したい3つのこと


👉 本当に専用品なのか

👉 寸法や構造が把握されているか

👉 代替品で対応できる余地がないか


この3つを確認せず、


「もう交換しかないですね」


となっているケースは、

実際あります。


もちろん、

何でも直せるわけではありません。


ですが、


「部品が無い」


と、


「本当に交換しか方法がない」


は、

別の話です。




「専用品以外は不可」と言われる理由


メーカー側としては、


責任問題もあるため、


「専用品以外は不可」


という判断になることがあります。


もちろん、

それ自体は自然なことです。


ですが現場では、


「本当に直せないのか」


を、

実際の構造から確認する必要があります。


例えば、


10万円以上かかる交換提案でも、


・代替部材

・既製品

・部分補修


によって、


数千円〜数万円で、

問題なく使い続けられるケースがあります。


もちろん、

何でも直せるわけではありません。


ですが、


「部品が無い=全部交換」


ではなく、


「本当に交換しか方法がないのか」


を整理することが大切です。




現場では「構造を読む力」が必要になります


現場で重要になるのは、


・本当に専用品なのか

・寸法や構造が把握できているか

・代替品で対応できる余地があるか


を、

冷静に見極めることです。


要するに、


「今あるものを、どう生かせるか」


を考える力です。


これは、


カタログだけでは分かりません。


実際に現場で、


・どう納まっているか

・どこへ力がかかっているか

・何が壊れているのか


を確認する必要があります。


現場を見ずに、


「全部交換」


と言うことは簡単です。


ですが、


「本当にそこまで必要なのか」


を確認することが、

既存住宅では非常に重要になります。




建具の不具合は「家全体の状態」と繋がっていることがあります


実際の現場では、


建具だけが悪いわけではなく、


・建物の歪み

・床の沈み

・湿気

・経年変化

・下地劣化


などが原因で、


建具へ負荷が出ているケースもあります。


つまり、


「建具だけ直せば終わり」


とは限りません。


逆に言えば、


建具ひとつでも、


「家全体が今どういう状態なのか」


を考える入口になることがあります。


だからこそ、


部分補修を見る目と、

建物全体を見る目の両方が必要になります。


建具補修用の代替部材を確認している現場風景
専用品に見える部材でも、構造や納まりを確認すると既製品で対応できることがあります。

古い建物ほど「読める人間」が必要になります


今後、


・建材メーカー撤退

・部品供給終了

・廃番

・古い建物維持


は、

さらに増えていくと思います。


特に、


大府市・名古屋市緑区・東海市・東浦町・半田市などでも、


実家や古い住宅、

施設建物の維持管理で、


「もう部品が無い」


という相談は増えています。


ですが、


「古い=価値が無い」


ではありません。


古い建物ほど必要になるのは、


「新品へ交換する人」


ではなく、


「今ある構造を読める人」


です。


特に実家や築年数の古い住宅では、


👉 「もう直せないので全部交換」


と言われるケースも少なくありません。


ですが、


・今後も住み続けるのか

・最低限維持するのか

・売却を考えるのか


で、

必要な工事は変わります。


構造を理解し、


・補修可能か

・代替可能か

・本当に交換が必要か


を整理することで、


まだ使い続けられるケースもあります。




【一度、立ち止まって考えてみてください】


「もう直せません」

「全部交換ですね」


と言われた時、


本当にそこまで必要なのでしょうか。


👉 実際には、構造確認や寸法確認によって、補修対応できるケースもあります。


👉 逆に、確認せずに交換を進めると、本来不要だった工事まで広がることがあります。


👉 大切なのは、「交換すること」ではなく、「今の状態を正しく判断すること」です。


👉 今の状態が、本当に交換が必要な段階なのか、一度整理してみませんか。





建具ひとつでも「住宅判断」は始まっています

建具ひとつの判断でも、

真HMSが大切にしているのは、工事を売ることではなく、

今ある状態を見て「本当に必要な工事か」を整理することです。


なぜ真HMSが工事よりも判断を大切にしているのかは、

こちらの記事で整理しています。


なぜ真HMSは「判断」を扱うのか


建具ひとつでも、


・構造を読む

・納まりを見る

・寸法を確認する

・代替可能か整理する

・本当に交換が必要か考える


こうした判断の積み重ねが、


既存住宅全体の判断にも繋がっています。


家全体でも同じです。


見た目や営業トークだけではなく、


「実際にどうなっているか」


を確認しなければ、


本当に必要な工事は判断できません。




最終的には、


工事をするかどうかを決める前に、


「今の状態を正しく知ること」


が大切です。


真HMSでは、

既存住宅状況調査を、


「壊す前に判断するための調査」


として位置づけています。


👉 交換を検討する前の「最終確認」として、住宅診断・ホームインスペクションについてはこちら





【関連ブログ】


👉 工事を急ぐ前に、住宅判断についてはこちら





最後に


もしあなたが今、工事を検討しているなら。

もしあなたが今、「交換しかない」と言われて迷っているなら。


そのまま進める前に、

壊す前の判断材料を整理してください。


👉 今悩んでいるその工事は、そのまま進めれば数万円〜数十万円以上の出費になります。


👉 状態を確認しないまま進めた場合、本来補修可能だった部分まで交換になるケースがあります。


👉 そして一番大きいのは、「まだ使えた」という判断機会を失うことです。





・このまま進めますか?

・一度立ち止まりますか?

・その判断、このままで大丈夫ですか?


その工事、本当に必要ですか?


リフォームの前にやるべきことは既存住宅状況調査です。


👉 工事をするかどうかは、その後の話です。

まずは今の状態を正しく知ることから始めてください。


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