【大府市・名古屋市で雨漏りにお困りの方へ】部分補修ではなく、屋根カバー工法を選択した判断事例【大府市・名古屋市】
- 坪井 真行

- 3月27日
- 読了時間: 10分
更新日:5月19日
👉 その工事、本当に必要ですか?
👉 リフォームの前にやるべきこと。
雨漏りすると、多くの方がまずこう考えます。
👉 「とりあえず塞げばいい」
👉 「部分補修で直るのでは?」
👉 「塗装すれば止まるのでは?」
ですが実際の現場では、
👉 部分補修だけでは再発リスクが残るケース
もあります。
今回の住宅では、
最終的に「部分補修」ではなく、
👉 屋根カバー工法
という判断になりました。
この記事では、
👉 なぜ今回は部分補修ではなかったのか
👉 どこを確認してその判断になったのか
👉 現役大工×建築士として何を見ていたのか
を整理します。
結論
今回は「部分補修」ではなく「屋根全体の防水ライン」を考える必要がありました
今回の住宅では、
👉 部分補修だけでは再発リスクが高い
と判断しました。
理由は、
屋根全体の劣化
谷のある屋根形状
隅棟内部の腐食
下屋パラペット笠木角部の納まり
今後20年の暮らし方
などを総合的に確認した結果です。
つまり今回は、
👉 「今止まればいい補修」
ではなく、
👉 「今後20年をどう考えるか」
が重要なケースでした。
真HMS(マコトホームメンテナンスサービス)では、
既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)を、
👉 壊す前に判断するための調査
として位置づけています。

今回ご相談いただいた住宅について
今回ご相談いただいたのは、
👉 超大手ハウスメーカー(Tホーム)施工の住宅
でした。
もちろん、
👉 大手だから絶対安心
👉 有名メーカーだから雨漏りしない
というわけではありません。
大手ハウスメーカーの建物は、
工場生産された部材を現場で組み立てるため、
図面上の精度は非常に高いです。
ですが、
👉 現場の水は図面通りには流れません。
実際の住宅では、
屋根形状
水の流れ
板金納まり
経年劣化
防水ライン
下地の状態
後からの補修履歴
など、複数の条件が重なって雨漏りにつながることがあります。
今回のお客様からは、
👉 「まずは本当に工事が必要か見てほしい」
というご相談をいただきました。
現地で確認できたこと
現地確認を進めると、
カラーベストの割れ
谷のある屋根形状
隅棟内部の腐食
下屋パラペット笠木角部の納まり不良
などが確認されました。
実際に屋根へ上がり、
現役大工の目で確認すると、
カラーベストの細かな割れだけでなく、
👉 板金の重なり部分
👉 防水ライン
👉 水が集まる谷部
👉 笠木角部の取り合い
に、小さな違和感がありました。
写真だけで見ると、
「ここだけ直せばいいのでは?」
と思えるかもしれません。
ですが現場では、
👉 水がどこから入り
👉 どこを流れ
👉 どこで止まり
👉 どこに逃げ場を失っているのか
を立体的に考える必要があります。
特に今回気になったのは、
👉 「雨を安全に流す構造」が弱くなっていたこと
です。
雨漏りは、
👉 水を止めれば解決
ではありません。
本来は、
👉 水を安全に流せる構造になっているか
が重要です。
図面や写真だけを見るインスペクションや、
表面を塗ることを中心に見る塗装工事だけでは、
完成後に見えなくなる下地の水の回り方まで疑いにくいことがあります。
実際に木造住宅を造り、
解体し、
補修してきた大工だからこそ、
👉 壊す前に怪しい場所を絞り込む
という見方ができます。
▼なぜ施工経験が住宅判断に必要なのかこちらの記事で整理しています


「15年前に塗装している」それでも漏る時は漏ります
今回の住宅では、
👉 約15年前に塗装工事
もされていました。
それでも雨漏りは発生していました。
つまり、
👉 塗装したから安心
👉 表面だけ直せば止まる
とは限らないということです。
塗装は、
屋根材や外壁材の表面保護として大切な工事です。
ですが雨漏りの原因が、
👉 谷部
👉 板金取り合い
👉 防水ライン
👉 下地側の劣化
👉 笠木角部の納まり
にある場合、
表面だけを整えても水の侵入リスクが残ることがあります。
特に雨漏りは、
👉 見えている場所と原因が違う
ことがあります。
だからこそ、
👉 「たぶんここだろう」
で工事を進めると、
止まらない
再発する
別の場所が漏る
結局費用が増える
という流れになりやすくなります。
なぜ今回は「部分補修」ではなかったのか
ここが今回、
住宅判断屋として最も慎重に考えた部分です。
地元の塗装業者や防水業者であれば、
👉 怪しいところにコーキングを打つ
👉 部分的にカラーベストを差し替える
👉 とりあえず表面を補修する
という提案になることもあると思います。
もちろん、
部分補修で止まる雨漏りもあります。
ですが今回の住宅に、
真HMSの【住宅判断OS・4つのモノサシ】をあてて整理した結果、
その部分補修こそが、
👉 再発リスクを高める危険な判断
になる可能性があると考えました。
理由は、
今回の屋根形状が、
👉 谷
👉 隅棟
👉 下屋パラペット笠木
👉 外壁との取り合い
という、水の流れが非常にシビアな部分を複数抱えていたからです。
雨漏りの基本は、
👉 水を止めること
ではありません。
👉 水を安全に流すこと
です。
もし目先の上っ面だけをコーキングで塞ぐような部分補修をしていたら、
行き場を失った雨水が、
別の防水ラインの裏側へ回り込む可能性があります。
その結果、
👉 壁の内部で木材腐朽が進む
👉 下地側で劣化が広がる
👉 別の場所から再発する
👉 足場や工事が二重になる
というリスクが残ります。
今回のお客様は60代のご夫婦で、
👉 「あと20年はビクビクせずに、この家で安心して暮らしたい」
という明確な想いを持たれていました。
だからこそ、
👉 今年だけ止まればいい数万円の補修
ではなく、
👉 今後20年の安心をどう確保するか
を基準に考えました。
その結果、
屋根全体の防水ラインを作り直し、
再発リスクを下げる選択として、
👉 屋根カバー工法
が必要だと判断しました。
これは、
高い工事を選んだという話ではありません。
👉 今後20年のトータルコスト
👉 再発時の追加負担
👉 精神的な不安
👉 足場や再工事のリスク
まで含めて考えた結果です。
解体して初めて見えることがあります
実際に工事を進めると、
👉 隅棟内部の腐食
も確認されました。
これは、
表面の板金や屋根材だけを見ていても分からない部分です。
つまり、
👉 表面だけでは分からなかった
ということです。
現場では、
👉 壊して初めて見える劣化
があります。
ただし逆に言えば、
👉 壊す前に「怪しい場所」を絞ること
も重要です。
工事後に発覚した隅棟内部の腐食は、
まさに表面をめくらなければ分からない、
下地側の悲鳴でした。
ここを、
👉 なんとなく古いから
👉 たぶんここだろう
👉 とりあえず塞ぐ
で済ませていたら、
内部劣化を見落としたままになっていた可能性があります。
そこに、
👉 現役大工としての経験
が必要になる場面があります。

真HMS(マコトホームメンテナンスサービス)が大切にしていること
真HMS(マコトホームメンテナンスサービス)は、
👉 工事を止めるためだけの存在
ではありません。
必要な工事まで否定することが目的ではありません。
大切なのは、
本当に必要か
どこまで必要か
今やるべきか
将来的な再発リスクはどうか
お客様の暮らし方に合っているか
を整理することです。
そして今回のように、
👉 部分補修ではリスクが残る
と判断した場合は、
👉 工事が必要
という結論になることもあります。
真HMS(マコトホームメンテナンスサービス)は、
👉 工事ありき
👉 工事否定ありき
ではなく、
👉 判断材料を整理する住宅判断屋
です。
【一度、立ち止まって考えてみてください】
見た目だけでリフォームを決めると、
不要な工事で大きな出費につながることがあります。
ネットで調べすぎて、
かえって不安になっていませんか。
👉 「まだ大丈夫」と思っている段階が、
一番判断を間違えやすいタイミングです。
👉 数万円の確認で、
数十万〜数百万円の工事が止まるケースもあります。
👉 大切なのは、
情報を増やすことではなく、
壊す前に、今の状態を正しく判断することです。
雨漏り原因調査は「調査=工事」になることがあります
ここは現場で非常に重要なポイントです。
雨漏りは、
👉 シミが出ている場所
だけでは判断できません。
水は内部を流れます。
そのため実際には、
めくる
壊す
下地確認する
内部を見る
という、
👉 「調査=工事」
になるケースがあります。
つまり、
👉 原因確認
👉 工事範囲
👉 再発リスク
を切り離して考えにくいことがあります。
現場では、
👉 どこまで壊せば原因が見えるか
👉 どこで止めれば無駄な解体にならないか
👉 復旧工事へどうつなげるか
も重要です。
だからこそ、
👉 後工程まで含めて考えられる施工経験
が必要になることがあります。
▼こちらの記事では雨漏り修理を急ぐべきか迷っている方向けとして整理しています
▼こちらの記事では見積もり比較で迷っている方向けとして整理しています
▼こちらの記事では工事するか迷っている方向けとして整理しています
▼こちらは、なぜ真HMSが「判断」を重視するのかお伝えするための記事です
まとめ
今回は「屋根カバー工法ありき」ではなく、「再発リスクを整理した結果」でした
今回のケースでは、
👉 「部分補修」ではなく、
👉 「屋根全体をどう考えるか」
が重要でした。
そして最終的に、
今後20年の安心
再発リスク
屋根全体の状態
暮らし方
下地側の劣化
を整理した結果、
👉 屋根カバー工法
という判断になりました。
現場は生ものです。
同じ「雨漏り」でも、
原因
納まり
劣化状況
水の流れ
建物条件
お客様の将来設計
によって、判断は変わります。
だからこそ、
👉 「とりあえず塞ぐ」
ではなく、
👉 「まず何が起きているか整理する」
ことが重要です。
もしあなたが今、工事を検討しているなら
もしあなたが今、見積もりを取っているなら。
そのまま進める前に、
壊す前の判断材料を整理してください。
👉 今悩んでいるその工事は、
そのまま進めれば、
数十万円〜数百万円の出費になります。
👉 状態を確認しないまま進めた場合、
不要な工事や、
後からさらに費用がかかる修繕につながるケースがあります。
👉 そして一番大きいのは、
今の段階でしかできない判断を失うことです。
・このまま進めますか?
・一度立ち止まりますか?
・その判断、このままで大丈夫ですか?
その工事、本当に必要ですか?
リフォームの前にやるべきことは既存住宅状況調査です。
👉 工事をするかどうかは、その後の話です。
👉 まずは今の状態を正しく知り、
お客様自身が「住宅の判断」を取り戻すことから始めてください。
【既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)|現役大工×建築士が判断|大府市・名古屋市|真HMS】





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