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住宅診断って、何を見てるの?現役大工×建築士が見る“壊す前の判断ポイント”【大府市・名古屋市】

執筆者の写真: 坪井 真行
坪井 真行
4月1日
読了時間: 7分

更新日:5月19日


👉 その工事、本当に必要ですか?

👉 リフォームの前にやるべきこと。


「住宅診断って、結局どこを見ているんですか?」

現場で、よく聞かれます。


ですが実際には、


ただ「悪いところ」を探しているわけではありません。


本当に見ているのは、

👉 今、この家で何が起きているのか

👉 どこまで広がっているのか

👉 今すぐ工事が必要なのか

👉 まだ様子を見られるのか

という、“壊す前の判断材料”です。


同じ「床が沈む」でも、

・フローリング表面だけの問題

・下地の劣化

・湿気

・シロアリ

・構造そのもの

原因は全く違います。

だから真HMSでは、

👉 「どこを見るか」より

👉 「どこを疑うか」

を大切にしています。

既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)は、

壊す前に判断するための調査です。



結論

住宅診断は「悪い所探し」ではありません


住宅診断というと、

👉 不具合を探す

👉 欠陥を見つける

👉 ダメな部分を洗い出す

そんなイメージを持たれることがあります。

ですが、真HMSが見ているのはそこだけではありません。

大切なのは、

👉 今すぐ工事が必要なのか

👉 経過観察で良いのか

👉 そもそも工事が必要なのか

そこを整理することです。

実際の現場では、

「見えている症状」よりも、

その裏側で何が起きているかを見ています。


実際には、こんな場所を確認しています


■ 小屋裏(屋根裏)


屋根下地と防水シートの重なり寸法を確認している現場写真
屋根や下地は、表面の症状だけでは判断できません。寸法や重なり、納まりを確認しながら、完成後に見えなくなる部分まで整理します。


点検口から頭を突っ込んだ瞬間、

まず大工の鼻が動きます。


単に雨漏りのシミを探しているわけではありません。


モワッとこもる湿気。

木がカビる手前の独特な匂い。

結露を繰り返した木の“冷たさ”。

そういう違和感を、まず五感で拾います。

懐中電灯を斜めから当てると、

👉 木の毛羽立ち

👉 染み方

👉 ビス位置

👉 金物の締まり

👉 下地の組み方

まで見えてきます。

図面には書かれていない、

当時の職人の“現場判断”が残っている場所です。


■ 外壁まわり


外壁下端のひび割れや取り合い部分を確認している住宅診断写真
外壁は、見えているひび割れだけでなく、下端の納まりや水の逃げ方まで確認することが大切です。


外壁は、

👉 ヒビがあるか

👉 シーリングが切れているか

だけでは判断できません。

本当に大切なのは、

👉 なぜそこが傷んだのか

👉 水がどこを走っているのか

です。

例えば外壁下端。

写真のような取り合い部分は、

雨や湿気の影響を受けやすい場所です。

指の腹で軽く叩いた時の音。

下地が生きている乾いた音なのか。

裏側が湿気て鈍い音になっているのか。

そういう“音”でも状態は変わります。

だから真HMSでは、

「ヒビがあるから塗装しましょう」

ではなく、

👉 水の入口

👉 水の逃げ方

👉 雨仕舞い

👉 納まり

まで整理して考えます。


■ 床・下地


小屋裏で梁や筋交いなどの構造部分を確認している住宅診断写真
小屋裏には、完成後に見えなくなる構造や施工状態の情報が残っています。雨漏り跡や木部の状態、換気状況も重要な判断材料になります。

ここは特に、

大工の感覚が出る場所です。


レーザーで測る前に、

まず「足の裏」が違和感を拾います。

一歩踏み込んだ瞬間、

👉 表面だけがたわんでいるのか

👉 下地が痩せているのか

👉 根太や大引きまで沈んでいるのか

沈み方の“硬さ”で当たりを付けます。

シロアリでスカスカになった木と、

単なる経年劣化では、感触が全然違います。

数字だけでは分からない現場の違和感は、

毎日木を踏んできた大工の感覚だからこそ分かる部分があります。


真HMSは「症状」ではなく「原因」を見ています

例えば、

👉 外壁にヒビがある

👉 床がフカフカする

👉 雨漏り跡がある

こういう症状だけなら、誰でも見つけられます。

ですが問題は、

👉 なぜそうなったのか

👉 今も進行しているのか

👉 どこまで広がっているのか

です。

ここを飛ばして工事すると、

👉 必要以上の工事になる

👉 原因がズレたまま直す

👉 一旦止まったように見えて再発する

ということが起きます。


なぜ住宅判断に「現役大工」の視点が必要なのか

図面は大切です。

でも、雨は図面通りには流れません。

実際の現場では、

👉 木のクセ

👉 下地の逃げ

👉 水の走り方

👉 後工程との取り合い

👉 現場ごとの納まり

で結果が変わります。

大工の視点とは、

木を切れることではありません。

完成後に見えなくなる納まりを、

工事前・施工中・不具合確認時に想像できることです。


だから真HMSでは、

単なる「点検」ではなく、

👉 壊す前に疑う場所を絞る

👉 工事の優先順位を整理する

👉 不要工事を止める

という住宅判断を大切にしています。


真HMSは「住宅判断屋」です


真HMSは、

相談

↓

判断

↓

必要な工事

という流れを大切にしています。

つまり、

👉 真HMS=住宅判断屋

です。

工事を売ることが目的ではありません。

今、

👉 急ぐべきか

👉 様子を見るか

👉 何を優先するか

を整理することが役割です。


なぜ工事より判断を優先するのか

「売らない・煽らない・判断させる」

この考え方については、こちらの記事でお伝えしております。

▼「なぜ工事前に判断を重視するの?」と感じたへ



現役大工だから見える「完成後に隠れる納まり」

完成後に見えなくなる部分については、

こちらの記事でも詳しく整理しています。

▼施工者目線や下地・納まりに興味がある方へ



工事の前に、まず整理してほしいこと

工事を考え始めると、

👉 「どう直すか」

👉 「いくらかかるか」

へ意識が向きます。

ですがその前に必要なのは、

👉 今、何が起きているか

を整理することです。

現場は生ものです。

ネットの情報やAI検索だけでは、

整理しきれない個別事情があります。

だからこそ、

👉 壊す前に判断する

ことが大切になります。


【一度、立ち止まって考えてみてください】


見た目だけでリフォームを決めると、

不要な工事で大きな出費につながることがあります。

ネットで調べすぎて、

かえって不安になっていませんか?


👉 「まだ大丈夫」と思っている段階が、

一番判断を間違えやすいタイミングです。


👉 数万円の確認で、

数十万〜数百万円の工事が止まるケースもあります。


👉 大切なのは、情報を増やすことではなく、

壊す前に、今の状態を正しく判断することです。



まとめ

住宅診断は「壊す前の整理」です


住宅診断は、

👉 不具合探し

だけではありません。

本当に大切なのは、

👉 今、何が起きているか

👉 どこまで対応が必要か

👉 急ぐべきか

👉 まだ様子を見られるか

を整理することです。

そのために、

👉 現場一次情報

👉 大工の視点

👉 建築士としての判断

を使いながら、

真HMSでは住宅判断を行っています。

👉 お客様に住宅の判断を取り戻してもらう

それが、真HMSの役割です。


もし今、工事を検討しているなら

もしあなたが今、

👉 雨漏り

👉 外壁

👉 床の沈み

👉 見積もり

で悩んでいるなら。

そのまま工事を進める前に、

まず状態を整理してください。


👉 今悩んでいるその工事は、

そのまま進めれば、数十万〜数百万円の出費になります。


👉 状態を確認しないまま進めた場合、

不要な工事や、後からさらに費用がかかる修繕につながるケースがあります。



👉 このまま進めますか?

👉 一度立ち止まりますか?

👉 その判断、このままで大丈夫ですか?



リフォームの前にやるべきこと

その工事、本当に必要ですか?

リフォームの前にやるべきことは既存住宅状況調査です。

👉 工事をするかどうかは、その後の話です。

👉 まずは今の状態を正しく知り、

お客様自身が「住宅の判断」を取り戻すことから始めてください。


▼ 既存住宅状況調査(住宅診断・ホームインスペクション)について詳しくはこちら



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