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名古屋市の新築住宅診断事例
|安心して購入を判断するための完成時検査
■ 調査概要
・所在地:名古屋市
・建 物:新築木造2階建て住宅
・調査日:2026年9月
・調査目的:安心して購入を判断するため
・調査内容:新築住宅の完成時検査
・調査範囲:建物外部・内部、床下・小屋裏、設備、床・壁の傾斜計測など
・オプション:床下・小屋裏の進入調査
今回ご依頼いただいたのは、愛知県名古屋市にある新築木造2階建て住宅の完成時検査です。
お客様が住宅診断を依頼された目的は、新築住宅を安心して購入できるか、専門家の目で建物の状態を確認してほしいというものでした。
新築住宅であっても、完成した建物の施工状態や仕上がりを、ご自身ですべて確認することは簡単ではありません。
そこで真HMSでは、建物の外部・内部に加え、床下・小屋裏への進入調査を実施しました。
■ 調査結果(概要)
今回の検査では、建物の構造部分や仕上げ、設備の施工状態などを確認しました。
主な結果は次のとおりです。
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基礎・外壁: 確認できた範囲で著しい不具合は認められませんでした。
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床の傾斜: 最大3/1,000。報告書で用いた基準値6/1,000を下回りました。
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壁の傾斜: 最大0.5/1,000。基準値6/1,000を下回りました。
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床下の構造材: 確認範囲で著しい劣化や損傷は認められませんでした。
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床下断熱材: 複数箇所で断熱材の下がりを確認。施工状態の確認と是正を推奨しました。
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床下の清掃状態: 木片や断熱材のくずなどの残材を確認。清掃を推奨しました。
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小屋裏: 確認できた範囲で、構造金物や断熱材などに明らかな施工不備は確認されませんでした。
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室内仕上げ: 建具や床、内装などに傷・汚れ・仕上がりの不具合を複数確認しました。

レーザーを使用して、室内の床や壁の傾斜を確認しました。計測結果は、床・ 壁ともに調査報告書の参考基準値を下回っていました。

床下から基礎コンクリートの状態を確認。表面に軽微なひび割れが見られましたが、今回の調査で は構造上の問題を示す劣化とは判断しませんでした。

バルコニーの防水仕上げを確認しました。今後の維持管理では、雨や日差しを受けやすい部分の状態確認と排水口の清掃が大切です。

レーザーを使用して、室内の床や壁の傾斜を確認しました。計測結果は、床・壁ともに調査報告書の参考基準値を下回っていました。
■調査結果(総評)
今回の検査では、床下断熱材の下がりや残材、室内の傷・汚れなど、いくつか気になる点を確認しました。
一方、床・壁の傾斜は報告書で用いた基準値を下回り、構造部材や接合金物についても、確認できた範囲で大きな問題は認められませんでした。
床下断熱材については、床下地との間に隙間が生じている箇所があり、断熱性能を十分に発揮できない可能性があるため、施工状態の確認と是正を推奨しています。
また、室内の傷や汚れなどは、建物の性能や耐久性に影響する事象ではなく、補修可能な範囲と考えられました。
確認された不具合が、すべて建物の安全性に関わる重大な問題というわけではありません。
それぞれの事象が何に影響するのか、どのような対応が必要なのかを整理することが大切です。
■真HMSの判断
新築住宅の完成時検査は、単に傷や不具合を見つけるためのものではありません。
今回も、床下断熱材の施工状態については是正を推奨する一方、軽微な傷や汚れについては補修可能な仕上げ上の問題として整理しました。
建物の状態を確認したうえで、必要な対応を明確にする。
そして、確認できた範囲に大きな問題がなかった部分についても、きちんとお伝えする。
不具合を見つけること自体が目的ではなく、お客様が安心して判断するための材料をお渡しすること。
これが、真HMSの新築住宅診断に対する考え方です。
なお、本検査は確認できた範囲の状態を記録したものであり、隠蔽部分を含む建物全体の性能や施工品質、将来の状態を保証するものではありません。
検査後も役立つ、住まいの維持管理アドバイス
真HMSでは、検査結果を報告して終わりにはしていません。
今回も、完成した住宅と長く付き合っていくために、建物の特徴に合わせた維持管理の考え方を補足資料としてお渡ししました。
バルコニーは排水口の清掃と防水の変化を確認
今回の住宅には、建物の内側に入り込んだハーフインナーバルコニーがあります。
雨や日差しの影響を受けやすい先端部分の防水状態に注意しながら、排水口周辺にゴミや落ち葉を溜めないことをお伝えしました。
屋根は年数だけで工事を判断しない
屋根にはカラーベストが使用されています。
普段の生活では屋根全体を確認しにくいため、外壁などのメンテナンスを検討する際に、屋根も合わせて点検することをおすすめしました。
塗装や補修は、築年数だけで決めるのではなく、実際の状態を確認して判断することが重要です。
外壁・シーリングは変化を知ることから
外壁サイディングやシーリングは、日差しや雨によって少しずつ状態が変化します。
ひび割れ・浮き・剥がれなどがないか、ときどき建物を一周して確認することをおすすめしました。
「何年経ったから工事をする」ではなく、「今、この家がどのような状態なのか」を見て判断する。
これからの維持管理でも大切にしていただきたい考え方です。
■お客様からいただいた声と真HMSの考え
今回の調査後、お客様から次のようなお声をいただきました。
自分たちではわからない専門的な視点からの調査はもちろんのこと、小さな子どもと一緒だと細々とした汚れや傷を見つけられなかったと思うので、今回ホームインスペクションをお願いして本当によかったです。
真HMSから
新築住宅の完成時検査では、建物の構造や施工状態だけでなく、室内の傷や汚れ、建具の動作など、細かな部分も確認しています。
特に小さなお子様と一緒の内覧では、限られた時間の中で建物の隅々まで確認することは簡単ではありません。
だからこそ、専門的な調査は私たちに任せていただき、ご家族にはこれから始まる新しい暮らしを楽しみにしていただきたいと考えています。
建物の状態を正しく確認し、必要な対応を整理すること。そして、お客様が納得して次の一歩を踏み出せるようお手伝いすること。
それが真HMSの住宅診断です。
■まとめ|新築だからこそ、第三者の目で確認する
新築住宅は、これから長い時間を過ごす大切な住まいです。
だからこそ、完成した建物の状態を知り、気になる点を整理してから新生活を迎えることには意味があります。
今回の調査では、床下断熱材や室内仕上げなどに対応を検討したい箇所が見つかりましたが、確認できた構造部分や床・壁の傾斜については、大きな問題は認められませんでした。
真HMSでは、大工としての現場経験と建築士としての知識を活かし、確認した事実と専門家としての判断を分けてお伝えしています。
住まいを、正しく見て、無理なく直す。
新築住宅の完成時検査についても、愛知県大府市・名古屋市を中心にご相談を承っています。
同じような症状や、住まいのことで気になることはありませんか?
建物の状態は、一棟一棟異なります。写真だけでは判断できないこともありますので、
気になる症状や「これって大丈夫?」ということがありましたら、お気軽にご相談ください。


