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名古屋市の中古住宅診断事例
|築5年の住宅を購入前に確認
築5年だから安心、ではなく、実際の状態で判断する
「築5年の住宅でも、住宅診断は必要なの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
確かに、築年数の浅い住宅は、古い住宅と比べて劣化が少ないと考えられます。しかし、築年数だけで建物の状態を判断できるわけではありません。
大切なのは、その住宅が今、どのような状態にあるのかを知ることです。
今回は、名古屋市にある築約5年の木造2階建て住宅で実施した、購入前の既存住宅状況調査をご紹介します。
お客様は、この住宅を購入したいというお気持ちが強く、安心して住むために、専門家の視点から建物の状態を確認し、購入判断の材料にしたいと考えて住宅診断をご依頼くださいました。
購入したいと思った家だからこそ、安心して判断するために。
真HMSでは、実際に確認した建物の状態をもとに、今必要な対応と将来の維持管理を整理しました。
■ 調査概要
・所在地:名古屋市
・建 物:木造2階建て住宅
・築年数:約5年
・調査目的:購入前の建物状態確認・購入判断のための住宅診断
・調査内容:新築住宅の完成時検査
・オプション:床下・小屋裏の進入調査
■ 調査結果(概要)
今回の住宅診断では、基礎・外壁・床や壁の傾斜・床下・小屋裏・バルコニー・設備配管などを確認しました。
主な結果は次のとおりです。
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基礎:最大幅約0.2mmの軽微なひび割れを確認しましたが、既存住宅状況調査の判定基準には該当せず、劣化事象とは判断しませんでした。
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床・壁の傾斜:レーザーによる計測を実施。確認した範囲では、調査基準に該当する著しい傾斜は認められませんでした。
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床下の構造材:確認できた範囲で、土台や床組に著しい劣化・損傷は認められませんでした。
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小屋裏:構造部材や雨漏りの痕跡などを確認。目視できる範囲では、特段の異常は認められませんでした。
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外壁:サイディングの出隅部分に変色を確認しましたが、施工不良や直ちに修繕が必要な状態とは判断しませんでした。
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バルコニー:防水面に一部苔の発生を確認。大きな防水上の問題は認められませんでしたが、今後の維持管理を考え、ジョイントタイルの撤去を推奨しました。
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設備・配管:給排水設備や配管の状態を確認。施工上の確認事項を記録しました。なお、ガス未開通のためガス機器の作動確認は実施していません。

レーザーを使用して室内の床の高さを計測しました。調査範囲では、基準に該当する著しい傾斜は確認 されませんでした。

基礎に最大幅約0.2mmの軽微なひび割れを確認しました。既存住宅状況調査の判定基準には該当せず、劣化事象 とは判断していません。

築5年の中古木造住宅の床下で確認した給湯・追い焚き・床暖房設備の配管

レーザーを使用して室内の床の高さを計測しました。調査範囲では、基準に該当する著しい傾斜は確認されませんでした。
■調査結果(総評)
今回の調査では、既存住宅状況調査の基準に該当する劣化事象は確認されませんでした。
また、建物全体の状態を踏まえ、現時点で大規模な修繕を必要とする状況ではないと判断しました。
一方、外壁の変色やバルコニーの苔など、今後の維持管理で確認していきたい箇所はあります。
今回の住宅は、大きな修繕を急ぐのではなく、建物の状態を把握しながら適切に維持管理していくことが大切だと考えます。
■真HMSの判断
築年数が浅い住宅でも、建物の状態は一棟ごとに異なります。
反対に、軽微なひび割れや変色があったからといって、すぐに大規模な修繕が必要になるわけでもありません。
今回の住宅では、基礎の微細なひび割れ、床や壁の計測結果、小屋裏や床下の状態、外壁やバルコニーの維持管理状況などを一つずつ確認しました。
その結果、現時点で大きな修繕を急ぐ必要はないと判断しています。
これは建物に将来の不具合が生じないことを保証するものではありません。
あくまで、調査時点で確認できた状態を整理し、購入を検討するための判断材料をお伝えしたものです。
真HMSでは、住宅の購入を勧めることも、購入を止めることも目的としていません。
購入したいと思える住宅だからこそ、その状態を正しく知り、ご自身で納得して判断していただくことを大切にしています。
検査後も役立つ、住まいの維持管理アドバイス
今回の住宅では、購入後すぐに大きな修繕を行う必要性は確認されませんでした。
今後は、屋根のカラーベスト、外壁サイディング、バルコニー防水などについて、実際の状態を確認しながら維持管理を考えていくことをおすすめしました。
特にバルコニーでは、ジョイントタイルを撤去して防水面を確認・清掃しやすい状態にすることが、今後の管理に役立ちます。
屋根や外壁についても、築年数だけで塗装時期を決めるのではなく、表面の状態や劣化の進行を見ながら検討することが重要です。
建物を直すことに追われるのではなく、必要な維持管理を行いながら、これからの暮らしを快適にしていく。
そのための計画を立てることも、住宅診断の大切な役割だと考えています。
■まとめ|購入したい住宅を、納得して選ぶために
今回のお客様が求めていたのは、購入を諦める理由を探すことではなく、
気に入った住宅の状態を知り、納得して購入を判断することでした。
住宅診断は、不具合の有無を確認するだけでなく、今必要な対応と将来の維持管理を整理するためにも役立ちます。
真HMSでは、国土交通省の基準に基づく既存住宅状況調査に加え、現役大工・二級建築士としての経験を踏まえ、調査結果が何を意味するのか、今後どのように住まいと向き合えばよいのかをお伝えしています。
住まいを、正しく見て、無理なく直す。
名古屋市内や大府市周辺で中古住宅の購入をご検討中の方は、購入前の住宅診断についてお気軽にご相談ください。
同じような症状や、住まいのことで気になることはありませんか?
建物の状態は、一棟一棟異なります。写真だけでは判断できないこともありますので、
気になる症状や「これって大丈夫?」ということがありましたら、お気軽にご相談ください。


